ユウが働いている自動車整備販売会社は大手保険会社の代理店です。
以下は、ある日のユウと保険会社担当者との会話・・・
保険会社:「〇〇さん、もうすぐ自動車保険が満期ですよねー。早めに更新して頂けるように連絡してください。」
ユウ :「はい、わかりました。・・・ってまだ2ケ月ありますよねー」
保険会社:「早めに更新しないと手数料がさがりますよ。」
ユウ :「・・・連絡します。」
保険会社はいつも早めに更新するように依頼してきます。
保険会社のいう事もわかりますが、早すぎる!とおっしゃるお客様も・・・
ですが、手数料命!の代理店・・・いう事を聞くしかありません。涙
先日も満期になる自動車保険の見積もりを見ていると・・・
自動車保険をつかっていないのに更新後の保険料があがってる???
同じ等級(MAX20等級)なのに、事故もしてないのに???
どうして?
調べてみたら以下の内容でした。
ユウ :「△△さん、自動車保険使ってなくて等級も下がってないのに保険料がめちゃめちゃ上がってますけど・・・」
保険会社:「あー、この方のお車自体の料率があがってますね。」
ユウ :「???」
保険会社:「前年度、この方のお車と同じ車種のお車の事故が多かったから料率があがってしまったみたいですね。」
なんですってーー!
ご本人は事故してないのに!
そんなの関係ないやん!
(お客様にも、まさしく同じ事を言われました)
その通りですよね。
ですが、車の料率ってそんなもの(らしいです)・・・
だから、走り屋さんが乗ってるようなスポーツタイプの車などは料率が高くてファミリーで乗るような、コンパクトカーは低いんです。
結局、いろいろプランし直して、少しでも前の金額に近づけてみたところめでたく契約していただきました!
よかったーー
*正直、ダイレクト型保険へ変更になっても仕方ないレベルだったのであきらめていたのですが。

よってたくさんの自動車の中で保険金の支払実績が多い自動車と少ない自動車というものが存在してきます。
そこに保険料の差をつけるのが型式別料率クラスです。実際の車の事故実績をもとに統計的に損害保険料算出機構が1年ごとに算出しており、ほとんどの保険会社がこの数字を使用しています。数字が小さければ保険金支払実績が少ないので保険料が安くなり、逆に数字が大きければ保険金支払実績が多いので保険料が高くなります。
そのため、自分が事故を起こしていなくても、翌年の保険料が上がってしまう場合もあるのです。
コンパクトカーの例:対人 3、対物 3、傷害 4、車両 3
スポーツカーの例 :対人 6、対物 5、傷害 4、車両 9
*スポーツカーは修理費が高額になるケースが多く、盗難の対象にもなりやすいため、車両保険の料率クラスが特に大きめです。
*型式ごとの事故発生状況等に基づいていますので、スピードが出る車、盗難されそうな車など一般的にリスクが高いお車については、保険料は高くなる傾向にあります。
料率クラスで保険料が上がってしまうことは、正直どうしようもありません。
あと、どうしようもないことがもうひとつ・・・
保険会社による保険料の見直し、という名の値上げ!
こればっかりはなんともなりませんね。